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徳川海上権力論

講談社選書メチエ 813
小川雄/著
著作者
小川雄/著
メーカー名/出版社名
講談社
出版年月
2024年9月
ISBNコード
978-4-06-537141-1
(4-06-537141-4)
頁数・縦
316P 19cm
分類
新書・選書/選書・双書 /講談社メチエ
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価格¥2,350

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

◆近世は「水軍」が連れてきた!◆戦国の片隅の小勢力が将軍として近世権力を作り上げる道程を、緻密な実証とグローバルな視点で描き出す、最新研究の精華。徳川将軍家の権力・権威にとって、軍船は欠かすことのできない、きわめて重要な位置を占めていた。それはなぜか?戦国時代、現在で言えば市町村規模の小勢力だった彼らが、やがて都道府県規模の領域を占める「戦国大名」となり、やがて列島最大の領域権力、ついには「将軍」という最強の盟主に……この驚異的な成長は「海上軍事」の力があってこそだったからだ。騎馬軍団や鉄砲隊といった戦国を語る花形ではなく、水の上のパワーという視点から、中世から近世へと列島の権力構造が移りゆくさまを、世界史的視点も取り込みながらダイナミックかつ詳細に描き出す、唯一無二の戦国史研究!【本書より】徳川権力の性格の変容は、海上軍事の分野で、とくに顕著に表出している。時期区分によって生じている隔壁を克服するには、海上軍事を軸として、長期的な視座から、徳川権力の動向を追い、描き出すことがきわめて有効な方法となるはずである。(中略)本書では、海上軍事という論点を通じて、徳川権力が16、17世紀に辿った変容(国衆→戦国大名→豊臣大名→中央政権)をみていく。これによって、日本史上で中近世移行期とはいかなる時代だったのか、その中に徳川権力をどのように位置付けるべきか、さらにより広く、16、17世紀の日本史と世界史の関係(たとえば「大航海時代」と「鎖国」の相関性)などについて、読者諸賢が持っている理解に新たな地平をひらくことができれば幸いである。(「はじめに」より)【本書の内容】はじめに序章 徳川権力にとって海上軍事とは何か第一章 戦国大名・徳川氏と東海地域の水軍第二章 徳川氏による水軍編成の本格化第三章 豊臣政権の下で変容する徳川氏権力と水軍第四章 水軍が支えた徳川権力の全国政権化第五章 徳川家康の対ヨーロッパ貿易 「扇の要」向井政綱・忠勝父子第六章 西国統治と「鎖国」 拡張する海上軍事体制第七章 「水都」にして「軍都」=江戸終章 東西ユーラシアの海上軍事と徳川権力

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